こんばんは🌝

眠れないここちゃんです



こんな真夜中に、どうしたんだろうって感じですよね。


昨日、『国宝』を観てきたんです。

やっと、、笑


映画が終わって結構時間が経っているはずですが、なんだかずっと国宝について考えてしまって眠れなくて、文字に起こそうと思って写メ日記を開きました、笑


役者さんたちの呼吸とか体温とかがスクリーン越しに伝わって、本当に素晴らしかったです、
、、


国宝って聞いた時、建物とか美術品とかの"もの"を想像してたんだけど、
本当の国宝って、"人の人生そのもの"なのかなと思ったの

誰にも評価されなくても、記憶が残らなくても、その人が必死に生きた証こそが宝なんだなーって、、



あ、ネタバレ注意ね！！！



きくちゃんは、光と影を迷いながら歩いてる感じがしたの。

んー、なんか言葉にできない魅力かなぁ

儚くて、危うくて、でもどこかまっすぐな人で、、

誰かに愛される度に自分の糸が崩れてしまう苦しさと、それでも誰かのために立ち続けようとする不器用さが、痛いほど伝わってきたの、、


もうきくちゃんの人生に色んな感情が沢山詰まってた、、、
名声も孤独も欲望も優しさも、、
なんかどれも正解じゃなかったけど
どれも間違ってないんだよなーー、


きくちゃんが選ばなかった恋も、手放した夢も、
すべてきくちゃんらしくて本当にきくちゃんを思うと胸が苦しすぎる、、でもなんか温かくもある、、笑


まずさ、血って呪いだよね

本当に不思議。
自分で選べないのにそれで全てが決まってしまうの。怖い、

でも誇りでもある、、

名家に生まれたことは誰かの憧れかもしれないけど、きくちゃんにとってはその血を生きること自体が戦いだったんだろうな、、

きくちゃん自身が決めたことってあるのかなって感じ。

血筋ってきっと相当なプレッシャーだよね。
「あなたなら当然できるでしょ？」
みたいな、

きくちゃんは、それに対して反発する訳でもなく、逃げる訳でもなく、ただ淡々と誠実に自分の役割を果たそうとしていたんだよね、

多分きくちゃんは生き方じゃなくて生きざまが欲しかったんだよね、
血筋はその選択すら奪ってしまう、怖いもの、、


そんな縛られた中で、最後まで自分であろうとするきくちゃんに本当に苦しめられた、、

血筋って超えていくものなんだなーって思ったの


もっと書きたいことあるけど殴り書きしてるからぐちゃぐちゃになって訳わかんないことかいちゃいそうだからここまで！！


とにかく人間味のある歌舞伎を見たって感じで面白かった！


みてね！


ここあ